嫌われ松子の一生

松子。人生を100%生きた女。
思いがけず時間が出来たので、
遅ればせながら観る事ができました。
原作は読んでないが
多分、全然違う印象を持つ人もいると思う。
ビビットな映像と演出、
テンポの速い展開に
あんまり好きじゃない人も多いかも・・。
しかーし!
僕的には大正解でした!
ここ数年ホント映画はハズシなし
なんか「フォレストガンプ」と「ガープの世界」を足して
ミュージカル・コメディー風にした感じ?
不遇で悲惨な人生を送り
53歳で殺される「松子」の一生。
「生れて、すみません」
救われなくて、報われない・・
そして、次から次へと出てくる
どうしようもない人達(いろんな意味で)
なんだか皆、愛しいんですねえ・・。
全体に漂う、性善説を信じた優しい目線。
「許せない」と「許されない」
大多数の人が、そのどちらも経験があるはず。
そして
「許しを与える」のも「許してもらえる」のも
難しい。
そんな、違う立場の人達が
時を越えてたどり着く
「共通の悲しみ」
しかし隔たれた関係は
相容れることが無い・・・。
そんなどうしようもない皆が愛しい。
どうしようもない人生を
沢山見せられてしまうが
なんだか、一生懸命生きていこう!なんて思える
爽快感。
爆笑しながら泣けました。何度も・・・。
この手の作品を創るうえでの
監督のセンス、忍耐、努力に
感じ入りました。
キャスト、スタッフの皆さんも大変だったろうなあ
チョット苦手な女優さんだったけど
中谷美紀って凄いです!ブラボー!
他の出演者の方々もグレイトです。
伊勢谷友介、黒沢あすかも素敵でした。
又、観たいです。
「嫌われ松子の一生」
http://kiraware.goo.ne.jp/
2006年 監督:中島哲也
出演:中谷美紀
瑛太
伊勢谷友介
香川照之
市川実日子
黒沢あすか
柄本明
柴咲コウ
ゴリ
荒川良々
宮藤官九郎
劇団ひとり
武田真治
キムラ緑子
TITANIC

タイタニック
テレビでやってましたね。
2夜連続で。
ちょっと観れました。
一昨日は用事があって越間がシャウトにきてたので
呑みながら観ました。
皆さんに誤解があるようですが
二人でいるときには
陰湿ないじめはありません(笑)
結構真面目に語り合います。
語りながら、チラチラ観てたんですが・・、
この映画10年経つんですねえ。。。(遠い眼)
ちょうど10年前の今頃。
越間と俺は某劇団で
一年がかりで作った作品に出てて
てんやわんやでした。
たしかその前年の11月あたりの
東京国際映画祭でワールドプレミアを行い
正月映画で公開して
夏まで大ヒットみたいな感じでしたねえ。
僕らは年末からずーっとどっぷり
劇団の仕事にかかりっきりだったので
タイタニックの社会現象は知ってましたが
そんなに興味ありませんでした。
3月の劇団の公演中
お客さんのアンケートに
「友達を誘ってきました。
友達は「この前のタイタニックはすごくよかったけど、
このお芝居ホント面白いのー?」
と言われてましたが、
友達も私も大感動しました!」
みたいな事が書いてあって
ああ、そうかー、世の中はタイタニックブームなんだなあ〜。
と思ったことがありました。
それから本番終了後、
あの11部門受賞した
アカデミー賞の授賞式をテレビで見て、
作品賞ノミニーの紹介の
タイタニックの15秒のクリップに
いたく感動したんですねえ。。
ジェームスホーナーの
あのオープニングに流れるバラード調のテーマにのって
流される沈没船の悲劇の映像。
やられた!これは観に行かなくては!
と思いました。
その時、休養もかねて
那覇に帰ってたので
那覇の映画館で観に行きました。
今は無き那覇の巨大映画館「国映館」で。
公開して4ヶ月も経つのに
満席。
チョットビックリしました。
噂に聞いてた社会現象を目の当たりにした感じ。
予備知識も殆ど無く観に行ったので、
オープニングが現代なのには
驚きました。
年老いたローズによって語られる回想で
物語は進んでいく・・・。
豪華な一等船室のセレブリティたちと
三等客室の貧困層。
果ては奴隷の様な労働を強いられている
ボイラー室の船員。
歴然と横たわる格差社会。
一等の女性たちの体にきつく締められるコルセットが象徴する
男尊女卑で因習に縛られる生活。
一艘丸ごと社会の縮図なんですねえ(笑)
それもこれも皆ひっくるめて
同じ悲劇に遭い、
深い海の底に沈んでいくカタルシス。
そして最期には
年老いたローズが
であった皆に祝福され
夢の中でジャックと出会うわけですが
その枕元にある写真に感動しました。
「女が馬にまたがるの?」と聞いてた少女が
生還後の人生で、
馬にまたがり、飛行機を操縦しているのです。
その後のタイトルロールの冒頭で
那覇の映画館では拍手が起こりました。
中学のとき、同じ映画館で観た「E.T」で
E.Tを乗せた自転車が空を飛んだとき以来です!(笑)
映画館で映画を見ることが
他のどんな娯楽より楽しかった頃を
思い出しました。
後改めて昨日テレビで観て思ったことは、
ローズの婚約者役で
世界中を敵に回したビリーゼーンが
楽しそうに悪役を演じているんですねえ。
しかも当の本人はいい人なんだろうなあということが
芝居に滲み出てるところ(爆)
どうか皆さん彼を再評価してください(笑)
ところで・・
越間とも話しましたが・・、
民放で映画を観るのが嫌な事・・。
吹き替えが違和感あるんですねえ
皆とは言いませんが、
どうしてあんな気持ち悪い喋り方をするんでしょう?
大抵が作品をぶち壊し、興ざめしてしまいます。
さて10年前のその劇団の芝居で、
僕は自己否定に苦しみ
とことんまで非行に落ちていく我が息子に嘆願され、
息子を殺してしまい
ホームレスになっていく父親の役でした。
その芝居を観に来た真寤と今仕事をしているんですねえ・・。
真寤はその時、
「人の芝居でこんなに泣いたことはナイ」なんて言ってました。
今でも金城さんがあれを越える芝居を
見たこと無い」
なんていいます。(汗)
ついこの間も
「黒人役だってちょっとは良かったかも知れないけど
あれは超えないね」と繰り返し言われました。
まあ
そんなこんなをいろいろ思い出した
タイタニック10周年でした!
WHAT A FEELING
安室9年3カ月ぶりにオリコン1位獲得

いやあ・・なんだか正直嬉しいねえ。
その昔の彼女のブレークは
一気に本土でも沖縄が普通に市民権を得る
きっかけになったし、
(わしゃ昭和末期から都民でしたから)
「アムラー」とか社会現象のときは
沖縄出身なのにホントの話?
凄いなあ・・・
なんて 思ってました。
その後、あの信じられないような悲劇・・・。
そして
社会を席巻するような事はなくなったけど
地道に売れ続けてましたね。
幾多の悲劇を乗り越えて
「これが本当の私」みたいな曲作りは
好感度大でした。
実際、小室時代より
復帰後、悲劇後の曲のほうが個人的に好きでしたから。
なんで売れないんだろうと
思ってました。
いや、売れてたんだけどね・・。
今回のことは
突っ張って
頑張った結果でしょう。
沖縄人としては
少なからず
感慨無量です。

いやあ・・なんだか正直嬉しいねえ。
その昔の彼女のブレークは
一気に本土でも沖縄が普通に市民権を得る
きっかけになったし、
(わしゃ昭和末期から都民でしたから)
「アムラー」とか社会現象のときは
沖縄出身なのにホントの話?
凄いなあ・・・
なんて 思ってました。
その後、あの信じられないような悲劇・・・。
そして
社会を席巻するような事はなくなったけど
地道に売れ続けてましたね。
幾多の悲劇を乗り越えて
「これが本当の私」みたいな曲作りは
好感度大でした。
実際、小室時代より
復帰後、悲劇後の曲のほうが個人的に好きでしたから。
なんで売れないんだろうと
思ってました。
いや、売れてたんだけどね・・。
今回のことは
突っ張って
頑張った結果でしょう。
沖縄人としては
少なからず
感慨無量です。
ワニの涙

08年3月6日(木)-3月16日(日)シアタートラム
作・演出…川村毅
cast
手塚とおる
根岸季衣
笠木誠
伊澤勉
市川梢
岡田めぐみ
中村崇
伊藤克(東京演劇アンサンブル)
ルー大柴(声の出演)
川村毅
(声の出演)
小林勝也
飯尾和樹(ずん)
http://www.tfactory.jp/

13日に観劇。
我が師匠、伊藤克出演。
いやいやー。僕的には
大当たりでした!
ネット上ではそんなにいい評判じゃないのね(汗)
解りにくいなんて評もあったけど
そんなことありませんでした。
ただ、現代が抱えている様々な問題を
直視しながら
直球の表現じゃなかったから
そういう評判になったのか?
「ワニの涙」・・・。
嘘泣き、偽善者。
ワニは、獲物の命を奪って食べているとき、
生理現象で涙を流すと言う。
演者は皆、アナーキーに、
時に滑稽で
愛しい。
何故人を殺していけないの?
何故自殺はダメなの?
殺人を全ての民に否定している「国家」なのに
戦争での殺戮はOK
凶悪犯には死刑を下し
公務員のおじさんに
絞首刑のボタンを押させる。
神がいるのなら
神に判断を任せればいい。
でも私たちはもはや共通の神を持つ事さえ
否定している。
誰も「絶対」の判断を下せない。
皆が決めあぐねている。
せめて、せめていえるのは
「それでもI love you」だ。
これでもか、これでもかと
問題をたきつけて、
どうやってこの作品を終わらせるのかと
思ってたけど、
それはそれは簡単には終わらせてくれなかった。
良かった(笑)
我が師匠が
こういう作品に呼ばれ
こういう作品で生き生きしてて、
嬉しかった。
かっこよかった。
手塚さんの最期のセリフ
「そいつは良かった
本当に良かった」
心に染みました。
公演は明日まで。




